MOLESKINEの使い方

前回、システム手帳からMOLESKINEの手帳に変えたことについてお話しました。
今回は私なりのMOLESKINEの使い方をご紹介したいと思います。

MOLESKINEと一口に言ってもいろいろなタイプがあります。
しかし汎用的に使えそうなのは以下の4種類ぐらいだと思います。

種類 説明
プレーン
Caderno Clássico, Preto, Capa Dura, Sem Pauta, Tamanho Bolso (Classic Notebooks)

Caderno Clássico, Preto, Capa Dura, Sem Pauta, Tamanho Bolso (Classic Notebooks)

フォーマットがない真っ白なノート。使い方はあなた次第です。
ルールド
Moleskine Classic Notebook, Pocket, Ruled, Black, Hard Cover (3.5 x 5.5) (Classic Notebooks)

Moleskine Classic Notebook, Pocket, Ruled, Black, Hard Cover (3.5 x 5.5) (Classic Notebooks)

横罫線付き。最もポピュラーなフォーマットです。
スクエアード
Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

細かい方眼で埋められたフォーマット。表や段落付けした文章が書きやすいです。
スケジュール+ノート 左ページは週間スケジュール、右ページは横罫ノートになった、いわゆるスケジュール帳です。


プレーンはいわゆる自由帳なので好き勝手にかけますが、
私としてはやはり罫線がないと、
書くときも読むときも心もとなく感じます。
スケジュール+ノートは能率手帳などでおなじみのスタンダードなレイアウトですね。
ただ、私の場合は1日で3、4ページ書くことがあるので
右ページだけ消費が激しくて左のスケジュールとどんどんずれていきます。
だからこうしたスケジュール帳はあんまり使いません。
スケジュールは別の仕方で管理しています。(それはまた別の機会にご紹介します)


私が良く使うのはルールドかスクエアードですね。
ずっとルールドを使っていましたが、今は試しにスクエアードを
使っています。使い方は基本的に同じです。


まず一日の書き始めには左上に日付と曜日を記入します。
それから左2センチ程度をあけて、このエリアはメモのカテゴリーを記入します。
「Todo」、「メモ」や業務名などが多いですね。
そして内容を書きますが、このとき特に文字の色分けをしたりはしません。
色分けを考えながらメモをするのは面倒ですからね。
メモの習慣をつけるためにはなるべくメモを取ること自体への抵抗を
少なくすることが大事だと思います。
色分けをやりだすと、色分けルールの徹底に気を取られてしまい、
メモ取りへの抵抗が大きくなるように感じます。
思いついたことを思いついたときに書くことを優先しています。


書く内容ですが、仕事とプライベートは分けないようにしています。
情報によって媒体を分けるのではなく、全ての情報を一箇所に集めることが大事です。
だから手帳は仕事のときだけでなく、プライベートでも持ち運びましょう。
買い物リストや行った場所の感想などを書いておくと、休日でも書くことは
結構たくさんあるものです。
ちなみに映画のチケットの半券や、観光地の入場券の半券などは
裏カバーについているポケットに入れて保管しています。
あとから見ればきっと懐かしく感じると思います。
こんな感じで使っていると大体2ヶ月に1冊程度のペースで使いきります。


しかしながら、新しい手帳に変えたとき、前の手帳も持ち運ぶ必要がありますよね。
これがシステム手帳なら少しずつリフィールを入れ替えることができるのですが、
MOLESKINEなどの手帳ではそうもいきません。
私は手帳用に小さなハンドバックを用意しています。

これです↓
「ドクターイオン マルチインバッグハンドケース」
本体価格1,200円
(1,260円税込)
http://www.kutsuwa.co.jp/goods/original/ion/ion-shu.html

マイナスイオン発生素材使用」なんてニセ科学的な売り文句がアレですが(^_^;)
手ごろな値段の上、使い勝手の点でよく考えられていてとても便利なんです。
私はいつも下記のものを入れて持ち運んでいます。

  1. 現在使っている手帳の、一つ前の手帳
  2. 現在使用中の手帳
  3. 万年筆
  4. メモリーカード
  5. 名刺入れ
  6. 仕事で使う資料(A4でプリントアウトしたものを折りたたんでいれます)


それにしてもせっかく良い商品なのに、マイナスイオンが一番の売りとは残念(笑)


また、前の手帳にはニチバンのマイタックラベルに日付を記入して貼っています。
たとえば「2006/04/05〜2006/06/08」といった具合です。
ニチバンのマイタックラベルは安価ですし、大きさもいろいろあって重宝しています。


簡単な説明でご参考になるか自信がありませんが、
私流のMOLESKINEの使い方はこんな感じです。


ただ、今使っているスクエアードですが、万年筆との相性はよくありません。
ルールドであればキレイに書けるのですが、
スクエアードは表面がルールドよりやや繊維質で、
書いたときに繊維にそってインクがにじみます。
万年筆との相性はルールドがよいようですが、
スクエアードのほうが段落付けをきっちりそろえることが出来て便利です。
MOLESKINEにはこの点を改良してもらいたいところですね。